秩父神社
秩父神社(ちちぶじんじゃ)は、埼玉県秩父市にある神社。式内社、武蔵国四宮。旧社格は国幣小社で、現在は神社本庁の別表神社。
秩父地方の総鎮守である。三峯神社・宝登山神社とともに秩父三社の一社。12月の例祭「秩父夜祭」で知られる。
秩父夜祭(秩父祭の屋台行事と神楽)は2016年12月1日、「山・鉾・屋台行事」(18府県の計33件)のひとつとしてユネスコ無形文化遺産への登録が正式に決定した。
三峯神社
三峯神社(みつみねじんじゃ)は、埼玉県秩父市三峰にある神社。旧社格は県社で、現在は神社本庁の別表神社。
秩父神社・宝登山神社とともに秩父三社の一社。拝殿の手前には珍しい三ツ鳥居がある。狼を守護神とし、狛犬の代わりに神社各所に狼の像が鎮座している。
社伝によれば、景行天皇の時、日本武尊が東征中、碓氷峠に向かう途中に現在の三峯神社のある山に登って伊弉諾尊・伊弉册尊の国造りを偲んで創建したという。景行天皇の東国巡行の際、天皇は社地を囲む白岩山・妙法ヶ岳・雲取山の三山を賞でて「三峯宮」の社号を授けたと伝える[2]。伊豆国に流罪になった役小角が三峰山で修業をし、空海が観音像を安置したと縁起には伝えられる。
雲海
秩父は山々に囲まれた盆地のため、様々なロケーションで雲海を楽しめる。標高が高い場所からは壮大に広がる雲海を眺めることができ、低い場所からは目の前まで雲が迫ってくる迫力ある雲海を観賞することができる。
季節の楽しみ方
羊山公園
羊山公園(ひつじやまこうえん)は、埼玉県秩父市大宮にある公園。一面に芝桜が植えられた「芝桜の丘」で知られ、毎年4月上旬から5月上旬の開花時期には多くの観光客でにぎわう。
武甲山から北に尾根状に延びる羊山丘陵上にあり、西に秩父市街を一望でき、南には武甲山の雄大な姿を間近に見ることができる。公園は中央部にある小さな谷で南北に二分される形になっており、北側のブロックに「見晴しの丘」など、南側のブロックに「芝桜の丘」などがある。
秩父夜祭
秩父夜祭(ちちぶよまつり)は、ユネスコ無形文化遺産に登録されている埼玉県秩父市にある秩父神社の例祭であり、毎年12月1日から6日に行われる[1][2]。12月2日が宵宮、12月3日が大祭であり、提灯で飾り付けられた山車(笠鉾・屋台)の曳き回しや、冬の花火大会で全国的に知られている。祭りは寛文年間から続くとされ、300年以上の歴史がある。日本屈指の極めて豪華な祭りであり、一連の行事が国の重要無形民俗文化財に指定されている。
大祭の12月3日の午後6時半頃に、秩父神社から1キロメートルほど離れた御旅所に向けて御神幸行列が出発し、6台の笠鉾・屋台がそれに続く。御旅所下の急坂、団子坂を最大20トンの笠鉾・屋台が多くの曳き手によって曳き上げられる頃に祭りは最高潮を迎える。
秩父路三大氷柱
秩父地方の3か所に氷柱の名所があり、氷柱巡りなどのツアーも実施されている。湧水による天然の氷柱や人工散水により創られた氷柱もあり、それぞれの氷柱が異なる表情を魅せる。夜間はライトアップされ、冬の秩父路の観光スポットとなっている。
下記が、秩父三大氷柱それぞれの氷柱である。
三十槌の氷柱 -(秩父市大滝三十槌橋周辺) – 岩清水が凍結することでできた、天然の氷柱
尾ノ内百景 -(冷っけぇ?)氷柱(小鹿野町尾ノ内渓谷周辺) – 両神山を源流とし、つり橋等から眺める人工氷柱
あしがくぼの氷柱(横瀬町) – 横瀬町住民が造り出される、幅125メートル以上もの大きな人工氷柱。西武秩父線芦ヶ久保駅付近の車窓から、氷柱を見ることができる